「教養コア学修科目」は、将来社会を牽引する、創造性溢れた魅力ある人材の育成を目指し、リベラルアーツ研究教育院(ILA)が提供する文系教養科目の一つです。教養コア学修科目と呼ばれる科目には、以下のようなものがあります。
学士課程入学直後の1年生全員が履修する科目です。教養教育を各自のゴールに向かって志を立てるプロジェクトととらえ、そのための自己発見と動機付けを行います。
修士課程で履修できる「リーダーシップ道場」では、仲間の能力を最大限活かしながら目標に向かってチームを導くリーダーシップ力を身に付けます。この科目で特定の条件を満たした方は、「ピアレビュー実践」「ファシリテーション実践」を履修できるようになります。
学士課程3年生を対象とし、教養教育の出口となる「教養卒論」では、これまでの教養教育で何を学んだのか、またそれは自分の志の実現にどう活きてくるのかを探究し、5,000 ~ 10,000字の文章にまとめます。
「ピアレビュー実践」では、「教養卒論」にピュアレビュアーとして参加し、他者の文章を適切に改善する文章チュータリングのスキルを体得します。
博士後期課程学生向けの科目で、「越境型教養科目」と「文理共創科目」が含まれます。グループワークや研究会形式での対話を通じて、多様な専門分野をもつ受講生たちが専門を超えた知の創出に挑戦します。
リベラルアーツ研究教育学院(Institute for Liberal Arts, ILA)は、東京科学大学(Science Tokyo)のリベラルアーツ教育を担う機関です。幅広い分野の研究者が集い、人文科学・社会科学・外国語・ウェルネス・教育学・日本語等の広範な文系分野の科目を開講しています。
21世紀社会の時代的課題を把握し、その中での自らの役割を認識する「社会性」、自らを深く探究する「人間性」、行動し、挑戦、実現する「創造性」を兼ね備え、より良き未来社会を築く「志」のある人材を育成します。
・東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院